ジャンヌ・モロー(女優) ジャンヌ・モローの唄うシャンソンアルバム 「クラリッスの詩(うた)/ジャンヌ・モロー」 「LES CHANSONS DE CLARISSE」JEANNE MOREU LP (フランス・ポリドール原盤) (モノクロのジャケット、フランスポリドール原盤) 1968年Paris 解説書 解説は、山田宏一(映画評論家、翻訳家)、野口久光(音楽評論家)と歌詞の日本訳が付いています。この日本人向けの解説書は、日本ポリドールの「歌うフレンチ・シリーズ」用として加えられたものでジャンヌ・モローのアルバムは第二弾となっています。LPとジャケットのみフランス原盤として売り出されたものです。 A面は、9曲 B面は、8曲 これらは、写真6を参照下さい。 タイトルの「クラリッスの詩」は、エルザ・ドリオレの小説「陰謀」の女主人公クラリッス・デッヴァルの事で、歌手であるクラリッスの心情を17篇のシャンソンとしてジャンヌが熱唱しているものです。 稀代の名優ジャンヌ・モローのファンは日本にも多く、ルイ・マルやトリュフォー等の作品では知的、官能的に演ずるなどしてフランスを歴史的に代表する大女優でした。彼女の歌手としてのアルバムは数少なくこれは貴重な作品であります。 女優、歌手の側面は、解説書に詳細に掲載されていますので、こちらも貴重な資料となります。 モノクロのアンニュイな表情の名女優ジャンヌ・モローの写真集と呼んでもおかしくないアルバムジャケットも貴重なものと思います。 尚、再生確認をしておりません点と半世紀前の発売のためレコードである点はご了解願います。 ジャンヌファン、フランス映画ファン、シャンソンファンの方々には是非お薦めの作品と思います。 宜しくご検討願います。